プーケット(タイ空港)のモバイルバッテリー機内持ち込み制限

タイへ旅行の際は、モバイルバッテリーの持ち込み制限に注意が必要です。

観光地として有名な、プーケット国際空港やバンコク主要空港のスワンナプーム空港等のタイ空港が運営している空港各社では、モバイルバッテリーの機内および預入荷物について厳しい制限があります。

バッテリー持ち込みの制限について

Allowed as carry-on
100Wh/20,000mAh以下のバッテリー(個数制限は無い)

Allowed as carry-on(maximum 2 pieces)
100Whから160Whまたは20,000mAhから32,000mAh(最大2個まで可)

Not permitted
持ち込み不可
160Whまたは32,000mAhを越えるもの

さらに注意が必要なのが、バッテリーが20,000Ahだったとしても、表面に容量の記載がなかったり、記載部分がすり減ってはっきり確認できないものは、全て持ち込み禁止で没収されてしまいます。

先日(2023年8月)マレーシアからプーケットに行った際、クアラルンプールでは問題なくモバイルバッテリーの機内持ち込みができたものの、帰路のプーケット空港でセキュリティーチェックを受ける際、止められてしまいバッテリーの表記記載が確認できないとの理由で没収されてしまいました。タイ空港を除くと世界各国に持ち歩いていたもので、海外旅行で初めての出来事となりました。
結構粘って、片言英語で説明したけど、ダメなものはダメらしく保安院は首を横に振るばかりで、後日で新しい物を買うことになってしまった。

注意点を最後にまとめてますが、モバイルバッテリーを預け荷物としていたら、もっと面倒なことになっていたようです。

タイはどこの国よりもモバイルバッテリーに厳しい。
タイに何度も訪れている人からすれば当たり前らしいですね。

でも実は意外と知られていないが、日本も同じくらい厳しいんです。
飛行機に乗る際は、古いバッテリーは持ち歩かないことがベストです。

160Whってどのくらいのものなのか?

ワットアワー(Wh)って何?
160Whっていったいどんなもの?

普段生活している中で目にする電圧の容量は、mAhだったりすることが多いと思います。
私が使用しているモバイルバッテリーは10,000mAhでスマートフォン3~4回充電できるものです。
Whに換算するには、標準電圧の3.7Vを乗じて計算します。

10Ah×3.7V=37.0Wh

160Whというと、40,000mAh以上のモバイルバッテリーという計算になり、市販では売っていないので心配する必要ありません。

まとめ

海外旅行に行く際は、昔はこうだったのに・・・という古い知識や経験に捉われず、常に最新の情報をアップデートして安全で楽しい旅行をしましょう。

●モバイルバッテリーは最新の物を持ち歩く(液漏れとかすると周りに大きな迷惑をかけてしまうことも)

●電子機器(ノートPCやカメラ)を預け荷物にしないで機内持ち込みにする

●良く、空港のアナウンスで名前を呼ばれている人は、大抵荷物に問題があった人達です。せっかくセキュリティ―通過して一段落したのに、呼び出されて荷物開封させられて、没収なんてたまにあるようです。

●最近だとエコノミークラスで機内をパシャパシャ写真を撮っているだけで、注意され、添乗員や他の乗客が写り込むと、プライバシーの問題で削除するように要請されますが、海外でこれをやると大きな声で注意されて恥ずかしい目にあいます💦

それでは、この記事を見た方が少しでも良い旅になりますように! Have a nice trip!

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