有明ビザ申請センターについて

2023年10月現在、コロナ以降、中国は日本人に対してビザ無での入国を中止しています。(香港を除く)

特例でビザ不要だった日本人に対する15日のビザ免除措置も停止しています。

観光目的であっても、観光ビザ(Lビザ)を取得する必要があり、これが日本と中国の往来を困難にしています。

現在中国に入国する為には、香港経由で香港でビザを申請して中国に入るか、事前に日本でビザを申請するほかはりません。

ビザ申請センターの場所は、東日本在住だと、北海道まで含めて東京有明の中国ビザ申請センター

名古屋以西は、名古屋、大阪のビザ申請センターになります。

有明のビザ申請センターは、ゆりかもめで東京ビッグサイト駅下りて直結1分の有明フロンティアビル12階にあります。

午前9時から受付開始ですが、連日9時には、50人以上来ていて、すぐに100人程になるほどの大混雑です。

とにかく混むので、9時から9時30の予約ができる日を探して申込、8時頃ビザセンターで待機することをお勧めします。

予約していても、9時の列、9時15分の列、9時30の列と、どんどん列ができていき、遅い時間の予約にすると、申請するのに2時間から4時間は当たり前になりますので、注意が必要です。

※2023年10月時点で窓口が全て解放され、かなりスムーズになってきています。
予約時間の30分前から並んで申請完了まで約2時間程度まで短縮されています。

センターに入ると、日本人の警備員がいて丁寧にどこに並べばいいかとか教えてもらえますが、他のスタッフはほぼ全員中国人です。

口コミなどでは、書類に不備があると、手続きが遅くなったり、必要書類がもれていると並びなおしになることもあると書いてあるのを多く見ますが、実際に行ってみると、悪意ある書き込みと風評だとわかります。
実際には、中国人スタッフしかいないものの、全員日本語が堪能で、親切協力的です。申請書類に誤りがあっても、持参する書類に手書きの修正が可能なので心配いりません。

窓口がスムーズになつてきたとは言え2023年10月現在、ビザ申請のオンライン予約受付は非常に混み合っていて、2週間以上予約が取れない状況です。最低でも渡航予定日から逆算して、1ヵ月以上の余裕をもって予約を申し込む必要があります。なお受付から発行までは4日程度です。

オンラインビザ申請方法

今回、私は商用以外の目的で深センに用事があり、観光ビザを取得する為に、申請手続きを行いました。

ビザ申請は、東京ビザ申請センターホームページより、事前にオンライン申請と、申請受付の予約をする必要があります。

手続きの方法は、トップページ「具体的手順」の「査証」を読むことをお勧めします。よく読めば理解できるように記載されています。

赤枠内の「査証」がビザ申請で「認証」は公的文書の手続きになりますので、「査証」をクリックします。

申請手続きは「高速リンク」の「査証」から入り、申請表を入力していきます。(大体30分くらいのボリューム)

途中で一時保存もでき、1ヶ月間はデータが保存されていますので、時間があるときに落ち着いて入力や訂正ができるようになっています。

入力が完了すると、オンライン予約に必要な申請番号が発行されるので、「オンライン予約」にて必要な情報と申請番号を入力し、ビザ申請手続きの予約をする流れとなります。

尚、同行者が2人以上いる場合は、オンライン予約の際に申請番号を人数分続けて入力できるので、代表者のオンライン予約で複数人分を1度にまとめて申し込む事ができます。

ビザ申請に自信が無い人や申請に赴く時間が無い人は、有料でビザ代行取得を依頼するサイトがいくつもありますが、10月現在も中国政府のビザ発行手続きが複雑化したことで、代行センターの業務も業務煩雑化につき受付を停止しているようです。

オンラインビザ申請表入力前の準備

オンライン申請するにあたり、事前に用意しておく書類がいくつかありますので、下記に参考にしてもらえればと思います。

特にオンライン申請入力画面の1ページ目で、デジタルデータ(写真)のアップロードがあり、データが無いと次に進めていく事ができないので、最初に用意する必要があります。

  • 提出用の証明写真と、そのデジタルデータ(背景が白)
    パスポートセンターや証明写真を扱っているところで、中国ビザ申請用のデジタルデータと現物が欲しいと言えばわかります。値段はパスポートセンターの写真屋さんで2700円くらいかかりました。
    写真代が高いですが、オンライン申請で証明写真をアップロードするのに必要で、この時に背景が白という条件が本当に真っ白な背景で無いと写真が読み込まれませんので、プロに撮影してもらいましょう。
    (写真の規格は48mm×33mm)
  • パスポート
  • 父親、母親それぞれの住所、生年月日、勤務先の情報
  • 申請者の学歴情報
  • eチケットもしくは、それに準ずる資料
  • 宿泊予約情報
  • 同行者がいる場合は同行者の生年月日とパスポートに記載された名前
  • ビザ受取

    ビザ申請が完了すると、受付票を渡されます。
    受付票には、ビザの発行日時が記載されています。
    現在は、通常4営業日で発行されていて、特急申請は停止中との事でした。
    発行日から2週間以内に受取る必要があり、本人以外の受取も可能です。
    ビザ受取には、受付票と発行手数料1人8500円が必要になります。(クレジット可能)

    受取も非常に混んでいて、10時を過ぎたあたりに行くと、80人程度は待っていて1時間はかかります。
    急いでいる人は9時前に行けば待たずに受取可能です。

    以上がビザ申請から受取までの流れです。
    不安な事もあり、自分でできるかな?と最初は思って調べながら手続きをしましたが、一度やってみると大して難しくはなかったという感想です。
    ネットに極端な書き込みも多く、日々ビザセンターも改善されてきている中で、古い情報に振り回されて勝手に不安になってしまいましたが、やってみると良い勉強になったと思います。

    私がビザ申請の為に参考にさせていただいたサイトがあるので、URLを記載しておきます。こちらもすごく分かりやすく参考になりました。
    中国ビザ代行取得センター様

    是非参考にしてみてください。

    それでは、この記事を見た方が少しでも良い旅になりますように! Have a nice trip!

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